● 天文用語 ●
[軌道(傾角)]
天体が運動している経路のことを言います。
惑星や衛星のように主天体の周りを回っているときには、公転軌道と言います。
惑星や衛星の軌道は楕円ですが、彗星などは放物線や双曲線のこともあります。
天体の軌道を確定するためには、運動方程式の6つの要素が必要となります。
惑星・彗星の軌道要素
1:近日点通過日時(T)天体が最も太陽に近づく日時。
2:近日点引数(ω)黄道面と天体の軌道交点の1つの昇交点から近日点までの角度。
3:昇交点黄経(Ω)春分点から昇交点までの角度。
4:軌道傾斜角(i)黄道面に対する軌道面の傾角。
5:離心率(e)軌道の形を示す数値。e=0が円軌道、0<e<1が楕円軌道、e=1が放物線軌道、e>1が双曲線軌道となります。e=>1の天体は2度と戻ってはきません。
6:近日点距離(q)近日点の太陽までの距離。
これらを用いて惑星や彗星の軌道計算を行なうことが、ちょっとしたブームとなっているようです。
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