● 天文用語 ●
[太陽の月面余経度]
月面上で太陽が真上(天頂)にある地点、言い換えれば月の中心と太陽の中心とを結ぶ線が月面上と交わる点を、月面に於ける太陽直下点と言い、この点の月面経度と月面緯度を太陽の月面経度・月面緯度と言います。
天体暦では一般的に太陽の月面経度の代わりに、月面経度を90度または360度から引いたものを用いています。
これを太陽の月面余経度と言いますが、つまり東向きに測った月面の日の出明暗界線の月面経度と言うことになります。
月面経度pの地点が日の出となるのは月面余経度が360度−pの時で、日没となるのは月面余経度が180度−pとなった時です。
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