へびつかい座 Ophiuchus Oph
20時南中 8月5日


(見つけ方)

へびつかい座は大きな割に明るい星が少ない星座です。
こと座のベガとさそり座のアンタレスを結んだ間にある2等星が、へびつかい座でもっとも明るいラス・アルハゲです。
ラス・アルハゲを頂点とした合計10個ほどの2〜5等星からなる将棋の駒のような形が、医学の神、アスクレピオスの上半身を表わしています。
その東西側にへびつかいの持つへびが頭部と尾部を形作っています。
へびは医学を象徴する生物です。



(歴史など)

バビロニアの「怪獣」と「竜」の星座にこの星座の原型が見られ、たいへん歴史のある星座です。
プトレマイオス48星座の1つ。ギリシャ神話では、へびつかい座は死人までも生き返らせた医学の神アスクレピオスをかたどった星座として伝えられています。


< この星座にあるおもな天体 >

S字状暗黒星雲
M5
M9
M10
M12
M14
M16
M19
M62
M107


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