いて座 Sagittarius Sgr
20時南中 8月30日


(見つけ方)

夏の大三角のずっと南側、さそり座の東側に6つの星が小さな「ひしゃく」をふせた形に並んでいます。
これがいて座の目じるしで、南斗六星と呼ばれています。
ひしゃくの升は、矢をつがえるケイローンの手、ひしゃくの柄にあたる2つの星は、ケイローンが持つ弓の一部を形作っています。
ティーポットの星の並びとしても知られています。



(歴史など)

バビロニアの半人半蠍(さそり)の星座にいて座の原型が見られます。
プトレマイオス48星座の1つ。
黄道12星座の第9座。
ギリシャ神話では、半人半馬の種族ケンタウロスの賢人ケイローンが弓矢をかまえた姿であると伝えられています。
矢は、さそりの心臓アンタレス を狙っています。


< この星座にあるおもな天体 >

β1β2星
M17
M18
M20
M21
M22
M23
M24
M25
M28
M54
M55
M69
M70
M75


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