The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 1999/01/17 ] DrawUp 1999/01/14




Registration Service


Weekly Magazine

You are th visitor
today day

本サービスはデジタル/ネットワーク出版サイト『まぐまぐ』の協賛により発行されるものです。
従来からゲストブックご登録の皆様にお送り致しておりましたWebMailサービスは
本WeeklyMagazineに統括させて戴いています。

このページはHTMLファイルとして送信しています。
メールソフトで閲覧できない場合には、ブラウザにてご覧下さい。





今週の月

今週の危険度

月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

コ ラ ム

お知らせ



更に詳しく知りたいときは、こちらを参照して下さい。

 毎月の状況をカレンタ゛ー形式で表わしました。
月齢推算
任意日時で月齢や月と太陽の位置や距離を算出します。
ムーンカレンダー
毎年のカレンダーとして印刷してお使い戴けます。
月齢推算
月齢や月と太陽の位置や距離をリアルタイムで算出します。
月占い
生まれたときの月相を用いた占いをご紹介します。
推算ソフト
天体位置推算のご紹介とソフトのダウンロード。



今週の月

Week '99 / 01 / 17~ 01 / 23
SunMonTueWedThuFriSat

17
29.55
0.026

18
0.842
0.774

19
1.842
3.738

20
2.842
8.892

21
3.842
16.08

22
4.842
25.03

23
5.842
35.35

月相:月齢:輝面比は21:00の値です。

月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
1729.177
水星が月の南4゜25’に接近(01:10) 土用
摩多羅神祭り(岩手)
11/30
180.469新月(00:46)
12/1
191.468金星が月の南1゜55’に接近(15:35)
12/2
202.468かみのけ座流星群が極大大寒12/3
213.466

12/4
224.465木星が月の北1゜43’に接近(09:34)
12/5
235.465

12/6

月齢値は正午の値です。

メニューへ | 前の項目へ | 次の項目へ



今週の危険度


週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については
危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。

メニューへ | 前の項目へ | 次の項目へ



月の方位と高度


月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月

メニューへ | 前の項目へ | 次の項目へ



各地の月出没時刻

札幌の月出没時刻仙台の月出没時刻東京の月出没時刻
01/1706:2316:0701/1706:1216:2201/1706:1016:32
1807:0917:071806:5917:201806:5817:30
1907:5218:101907:4318:221907:4318:31
2008:3019:162008:2319:252008:2419:33
2109:0520:242109:0120:302109:0320:37
2209:3721:322209:3621:362209:4021:41
2310:0922:422310:1122:422310:1622:46
大阪の月出没時刻福岡の月出没時刻那覇の月出没時刻
01/1706:2516:5201/1706:4417:1601/1706:4117:42
1807:1317:501807:3318:131807:3018:38
1907:5818:501908:1819:141908:1719:36
2008:4019:522009:0020:152009:0220:35
2109:1920:562109:3921:182109:4421:34
2209:5721:592210:1722:212210:2522:34
2310:3323:032310:5423:252311:0623:34

メニューへ | 前の項目へ | 次の項目へ



月と黄道星座


赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日03:00と21:00の位置を示します。
う お おひつじお う しふ た ご か に し し お と めてんびんさ そ り い て や ぎ みずがめ

01/23









01/17

01/19

01/21


メニューへ | 前の項目へ | 次の項目へ



コ ラ ム

The Moon Age Calendarのメーリングリストに投稿したもの等をピックアップしてご紹介します。

夜天光

以前、初夢にみたとても印象的な夢のお話を致しましょう。

その夢の中で私は、暗い夜道を歩いていました。
ふと見上げるとそこには月の姿はなく、満天の星々が輝いているだけでしたが、何とも言えない不思議な光が天から降り注いでいました。

無数に広がる星々だけでなく、漆黒の宇宙であるはずの夜空のバックグラウンドからも、柔らかな光が辺り一面に放たれていたのです。

この夢はとても印象深く、忘れることが出来ませんでした。
ふとしたときに思い出しては、気になっていました。

しかし考えてみると、星月夜や月光など夜空で明るい光と言えば、月以外に恒星や惑星ぐらいしか思いつきません。
全天で最も明るい大犬座のシリウスや、宵の明星や明けの明星と呼ばれる金星、そしてUFOと見間違われることも多い木星や火星ぐらいしかないと思っていたのです。

ふとしたことから、その正体を知ることが出来ました。
あるとき光について調べていると、夜天光(やてんこう)という言葉に目が止まったのです。

夜空から来る自然光で、月光以外の光を夜天光と言うのだそうです。
月のない晴夜に戸外で目がなれてくると、周囲のものが見えてくる現象が夜天光によるもので、俗に星明かりとも呼ばれますが、実際には星の光だけでは無いというのです。

天頂付近の5300Å(オングストローム)の波長では、星の光だけで説明が付くのは全体の40%程度で、その他は黄道光が40%、そして残りの20%が地球の大気自身の発光によるものです。

この三種の光の合計は、満月の明るさの1/1000から1/100程度で、明るさに直すと一万分の数ルクスくらいでしかなく、100m先のロウソク数本の明るさだと言います。

さらに大気の発光は太陽や星のような連続的なスペクトルではなく、緑や赤の所だけが光り輝くライン・スペクトルと呼ばれるネオンや水銀灯の光に似たもので、その実体は地球の超高層大気で起こった自然の真空放電のようなものなのだそうです。

残念ながら1920年代には日本でも一部の天文学者によって研究され報告が行われていたそうですが、昨今の光害の元では、この現象そのものを目的とした観測を続けることは出来なかったようです。

こうして初夢から始まった光の謎は夜天光として一段落つきましたが、何故かこの夜天光という言葉だけが私の心の片隅にひっそりと残ってしまいました。

心のしこりを溶かそうとさらに調べているうちに、ある文献の中でこんな描写を見つけました。

「1943年、太平洋戦争直中のニューブリテン島のラバウルで、ある若い日本兵士が灯火管制のしかれた漆黒の椰子の林を通して、星明かりの夜天光に溢れた夜空に、遠く祖国を想い望郷の念で見上げた。」と綴られていたのです。

この話を読んで、戦争の傷跡と共に触れてはいけないこととして、これまで何か大切なものから目を逸らして来たように思えてなりませんでした。

以来半世紀を過ぎ、この国に本当の暗闇は無くなってしまったように、夜天光の光も雑踏の中で埋もれてしまったのでしょうか。

毎夜、私達の心を癒してくれる月。
その輝きが最大に達しても、太陽の46万5千分の1に過ぎず、その柔らかな光の中ですら覆い隠されてしまうという夜天光。

ことわざに例えれば、月光の元にある提灯にも目を向けることの大切さを、きっと初夢は教えてくれていたのでしょう。

遅ればせながら、今年は光害のない星空を大切にして行こうと思います。


メニューへ | 前の項目へ | 次の項目へ



お知らせ

Moon Script

The Moon Age Calendarで、ご好評を戴いております月相表示を皆さんのホームページでも表示できるようになりました。

面倒なスクリプトや設定は殆ど必要なく、当サイト上にあるスクリプトファイルと月相ファイルを使用することで、
手軽にしかも高速に表示が可能です。
スクリプトの種類を選択して、お好みのタイプを表示する事ができます。

月相画像は全200枚(3Mバイト以上)の中から、アクセスした瞬間の月相と一致する画像が転送されます。
1枚の画像は約17kバイト程度ですので、転送は高速です。

テスト段階から予想を上回るお申し出を戴き本当に感謝しています。
この度、MoonScriptによるアクセスログ集計を実現することが出来ました。

MoonScriptサンプルページを作成いたしました。
http://moon.system.to/soft/moon/
http://moon2.system.to/soft/moon/
サンプルページの送信フォームからお申し込みをお待ちいたしております。

皆様のご意見・ご要望もお待ち致しております。
メールアドレス moon@system.to

Moon32

The Moon Age Calendar オリジナルの 太陽と月の位置推算ソフトMoon32.exe

新年を記念して、更にバージョンアップしました。
太陽と月の黄経・黄緯・地心距離・位相の他、月の赤経・赤緯・方位・高度・月齢を算出できます。
当サイトの掲載情報は本ソフトを用いて作成しています。

任意の日時や連続推算が可能で、グラフ表示・データのCSVファイル化により再利用も可能です。
別ウィンドウ表示の月相や太陽と地球と月の軌道表示も自由に拡大縮小できます。
ネイティブコンパイラの使用により動作速度が最大200%向上しました。
測地エディタの搭載の他、インターフェイスの改善を図っています。
太陽と月の動きをビジュアルに表現したスカイビューの他、
地球影表示による月食もリアルにシミュレート出来ます。
また、ご要望の多かった満月検索機能も新たに搭載されました。

Moon32 Ver2.21cのダウンロードはこちらからどうぞ
http://moon.system.to/soft/m32v2.htm

ベクターデザイン
Moon32 Ver2.10aのダウンロードはこちらからどうぞ
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/software/win95/edu/sn084873.html
ベクターへのVer2.21c登録は現在申請しています。

Moon32シリーズの総ダウンロード数が1,000本を越えました。
どうぞ末永いご愛用をお願い致します。


本サービスはデジタル/ネットワーク出版サイト『まぐまぐ』の協賛により発行されるものです。
従来からゲストブックご登録の皆様にお送り致しておりましたWebMailサービスは
本WeeklyMagazineに統括させていただきます。

今後は更なる情報の充実を図ってまいります。

また、本サービスを中止したい場合には、以下のページから解除が行えます。
The Moon Age Calendar Weekly Magazine Registration
http://moon.system.to/weekly/regist.htm
今後とも当サイト並びに、WeeklyMagagineを宜しくお願い致します。

メニューへ | 前の項目へ | 次の項目へ



The Moon Age Calendar Weekly Magazine
#018
1999/01/17~01/23

publisher
The Moon Age Calendar
http://moon.system.to/
Takeo Nonaka


You are th visitor