The Moon Age Calendar >> Main >> Math. >> Calclate  DrawUp 1997/02/26 Renovate 1997/07/26



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このページでは、当サイトで公開している危険度グラフの算出方法や
計算項目の各要素の関連性などを説明しています。
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グラフ1
月齢が私たちの身体や精神にどの程度影響を与えるのでしょう?その度合いを視覚的に表示するためには適正なグラフを描くことが必要でした。
しかし実際に月齢からグラフを描いても直線的なラインでしかありません。
右のグラフ1は1997年8月の月齢をそのままグラフにしたものです。
この状態では、朔望状態(満月新月上下弦)の各状態との関連も全く表れません。
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グラフ2
月齢と月の見かけの形は全く同じではないため、月齢14.8で必ず満月になるわけではありません。つまり月齢周期は一定ではないのです。
次のグラフ2は月齢を平均月齢の1/4で除算した余りをグラフ化したものです。平均月齢とは29.5で1/4は7.375になります。
これで各朔望状態(満月新月上下弦)での関連が現れてきます。
完全な月の見掛けとは一致しませんが、誤差は1日か2日程度で済みます。
各状態でレベルが下がってはいますが、あくまで直線的で各状態の当日でいきなり下がり次の朔望状態まで上昇するだけです。
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グラフ3
月齢と月の見かけの形が完全には同じではないので、直接的な月の輝いている面の比率を参照することで確認できます。月輝面は月の赤道上の太陽の光が当たっている部分の長さと影の部分の長さとの比率です。
右のグラフ3では0が新月、0.5で上弦下弦、1で満月を表します。
ただ、このグラフでは私たちの身体や精神に影響を与える度合いを視覚的に表示することが出来ていません。新月で影響ありとすると満月では影響なしとなり上下弦では中間となり、グラフとしては奇麗なのですが、危険度を表すことが出来ません。
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グラフ4
そこで平均月齢1/4に分解したグラフ2に180度を1/4月齢で除算した月齢角度分を乗算し正弦(sin)計算したものが右のグラフ4です。
比較のため先ほどの月輝面比を重ねます。ほぼ、正確に朔望状態(満月・新月・上弦・下弦)でアンダーピークが描き出されています。ただ、このグラフだけで私たちの身体や精神に影響を与える度合いを視覚的に表しきれたとは考えられません。(1996年の交通事故都の関連を参照)
月齢(朔望)以外の要素がそこに関与しているからです。
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グラフ5
月齢以外の要素には次の3点を考えています。
1:太陽の地心距離ポイント:太陽と地球中心との距離変化の偏移を+-で数値化。
2:月の地心距離ポイント:月と地球中心との距離変化の偏移を+-で数値化。
3:黄緯ポイント:月と太陽の黄緯差。つまり太陽の通り道の黄道と月の通り道の白道との黄道に対する垂直角度差で、新月や満月にこの角度差が0度になると日食や月食になります。

右のグラフ5は各要素をグラフ化したもので、はっきりとした周期性が確認できます。
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グラフ6
前のグラフ5の3要素を合成したものが、右のグラフ6です。
比較のため月輝面比をを重ねます。黄緯差と地心距離が月の見かけの形(朔望状態)と全く違った周期を持っていることが分かります。
月齢・太陽の地心距離・月の地心距離・太陽と月の黄緯差、以上の4要素は全て違った周期を持っている事がはっきりすると思います。
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グラフ7
最終的な段階で、先ほどの月齢以外の3要素と月齢ポイントを合成することになります。
3要素に比べ月齢要素の振幅が大きすぎるように見えるかもしれませんが、3要素と1:1で合成するわけではなく4要素の1つとして合成して行きますので、全体の1/4でしかなく極端に大きな影響を出すようなことも無いと考えています。


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グラフ8
右のグラフ8は4要素を合成した総合ポイントと月齢及び3要素を重ねて比較しています。
月齢ポイントが3要素にどのように合成されたのかが分かると思います。
この総合ポイントを私たちの身体や精神に影響を与える度合いを視覚的に表示するためのグラフとして当サイトでは使用しています。
以前には月と太陽の重力合成値等や視赤緯差なども使用しましたが、計算方法に置き換え定数等が多く、代わりに黄緯差を用いることにしました。
昨年の事故発生調査との比較グラフなども重力合成値・視赤緯差から黄緯差に変更し、非常に高い相似性を認めることが出来ました。
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グラフ9
最後のグラフ9は総合ポイントに月輝面比を重ね比較したものです。
人体は新月や満月時に影響されるものと思いたくなるものですが、交通事故調査の結果からも単純に満月に事故が多いとは言い切れないことが分かってきました。
月と太陽の要素の全てが複合して、私達に影響を及ぼしているようです。
当サイトで公開しております危険度グラフ(総合ポイント)に対し様々な事象との関連性を、多くの皆様からご報告いただいております。
出産や鍼灸時の出血の関係、葬儀数の増減や、ペット(ハムスターや熱帯魚など)の活動のほか風俗店の来店者数の関連など、まさに様々なご報告をいただいております。
今後は皆様からご提供いただきましたデータを元に、さらに調査分析して行きたいと思っています。
私自身、現在の計算方法が最善であるとは言い切れません。未だかつて、このような計算をした歴史もなく関連性を見いだすためにも多くの実証が必要だと考えています。

月と太陽の関係を概念的なものとしてご説明しているページはこちらです。