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毎日の月の位置を簡単に知るにはどうすれば良いのでしょうか? |
月齢1辺りの離角増加分は |
( |
360度 29.5 |
) |
=約12度です。 |
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つまり西に沈んだ太陽から90度離れた所にいると言うことです。 ですから、上弦の月の時の月出は太陽が南中したとき、つまり正午と言うことになります。 月没は太陽が北中(北中なんて言葉はありませんが)したとき、つまり真夜中の午前0時と言うことになります。 同様に満月の時は離角が180度ですから、太陽と月は真反対になりますので、日没時に月出となり、真夜中の午前0時に月は南中し、日の出に月没となります。 このように離角を角度として、太陽を用いて月の居る方向を知ることが出来ます。 具体的には太陽の方向に右手を伸ばして、離角分の角度を左手で作ります、すると左手の方向に月が居ることになります。 その際に左手の方向が東から西の間に入らないときは、月は地球の裏側で、まだ昇っていないことになります。 太陽が沈んだ後では、右手を西に向けて、日没からの経過時間分の角度を離角から引いて左手の位置を決めます。
日没後6時間後で、月齢22の時には離隔が264度(12×22)ですが 日没経過分90度(15×6)を引いて174度ですので、 日の沈んだ方向(だいたい西ですが季節により若干違います)から 174度の方向に月がいることになります。 その方向に向いて、地平線から天頂まで見上げれば、見つけることが出来るはずです。 |