2000年03月30日05:12 |
[ 28 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢23.620 輝面比33.00 401,290km 二十四夜月 削除 | ||
鳥たちの目覚めの時間へと、白んで行く天空に月が巡ってきました。 昨日の暖かさとは大きく変わって、引き締まるような寒さが懐かしく感じられます。 夜の世界を後にして、青空の下へと急いでいるかのようにさえ見えます。 茜色に燃える東の空を、まだまだ眠たげな街の上で月が見つめていました。 |
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2000年03月29日05:15 |
[ 27 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢22.622 輝面比42.19 403,342km 二十三夜月 削除 | ||
雲が広がった空は夜明けと共に開け、待ちわびた二十三夜の月が現れました。 古の時代から信仰の対象となってきた月待ちへの想いが伝わってくるかのようです。 夜空は刻一刻と青空へと変化し、その中に薄れ行く月の輝きを捉えます。 群発地震の続く有珠山が再び眠りにつくよう、この月に祈りたいと思います。 |
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2000年03月27日04:45 |
[ 26 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢20.579 輝面比61.39 403,617km 二十一夜月・二十日余の月 削除 | ||
夜明け間近の空に、静かに昇った月は思いのほか下弦へと近づいています。 目覚めを待つ家々に、夜明けの時を告げるかのように月光が注いでいます。 次第に色を変えて行く夜空に、欠けゆく月が溶込んで行くのも間もなくです。 新たな一日の始まりに向けて、月は何を告げているのでしょう。 |
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2000年03月26日04:11 |
[ 25 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢19.578 輝面比70.43 401,835km 二十夜月・更待月 削除 | ||
いつになく悲しげな月は、夜空の星々の中にいても元気なく見えます。 欠けゆく月は、多くの悲しみを背負いながら私たちを救ってくれるのでしょうか。 春が近づくに従って晴天の続かなくなるこの時期には、撮影も限られてきます。 この輝きを一日も多く、私たちのもとへと願わずにはいられません。 |
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2000年03月25日03:47 |
[ 24 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢18.562 輝面比78.97 398,912km 十九夜月・臥待月 削除 | ||
輝く月が南の空低く深夜の町並みを照らし出しています。 遙かなる古の時代から繰り返されてきた月の巡りは今日も果てしなく続きます。 明日へと渡る今日の月は、多くの人たちに希望と勇気を与えてくれるのでしょう。 東の空を焦がす太陽が昇り来るまでのひととき、月との時間が過ぎて行きます。 |
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2000年03月23日02:12 |
[ 23 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢16.495 輝面比92.95 390,604km 十七夜月・立待月 削除 | ||
霞のような雲の中、欠け行く月は春の気配に満ちた夜空にいます。 微かに滲んだ月に目を凝らすと、幾重にも重なった光の輪が見えてきます。 冬の間大地に眠る天使たちが、春と共に飛び立って行く姿だとも言われます。 神々しい月の輝きには、そんな素敵な魔法がかかっているのかも知れません。 |
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2000年03月22日04:24 |
[ 22 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢15.587 輝面比97.01 386,522km 十六夜月・既望 削除 | ||
雨の予報から一転して深夜の月は西の空に姿を現しました。 遠い昔に見たような、いにしえの暖かみを感じさせるのは何故でしょう。 遙か月面から放たれた月光は、地球上のすべてを包み込んでいるかのようです。 短かった冬の終わりを感じさせる赤みを帯びた月が、沈んで行きます。 |
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2000年03月21日00:11 |
[ 21 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢14.412 輝面比99.77 381,416km 十五夜月 削除 | ||
強烈な光を放つ十五夜が、夜空を月光で満たして行きます。 昨夜に引き続き薄雲がかかり、月は薄いベールに覆われているかのようです。 天高く昇った月の前を横切ってゆく雲は天女の羽衣なのかも知れません。 月の女神セイレーンの詩が聞こえてきそうな、そんな素敵な満月でした。 |
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2000年03月20日01:35 |
[ 20 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢13.470 輝面比99.68 377,764km 十四夜月 削除 | ||
天候の悪かった一週間が過ぎると、絹の衣を纏ったような月が姿を現しました。 十四夜の月は最も満月に近い月となり、夜空を照らし出しています。 ここ数日、夜風も春の温もりを感じさせ、季節の移り変わりを実感させてくれます。 眩いばかりの月光は私たちへ希望の春へと導いてくれるかのようです。 |
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2000年03月13日21:30 |
[ 19 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢7.300 輝面比52.62 370,132km 八日月 削除 | ||
冷たい北風が吹く中での撮影で、月は僅かに揺れているように見えます。 天高く見下ろす月は、冬の最後を告げているのかも知れません。 月の輝きと引き替えに消えて行く地球照は、満ち行く月の証です。 春分の日の満月まで一日も多く晴天が続くことを願うばかりです。 |
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2000年03月12日19:22 |
[ 18 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢6.221 輝面比40.238 371,244km 七日月 削除 | ||
昨日の曇天もかなり早く回復し、それは美しい月が現れました。 気流も比較的安定して、美しい月を心ゆくまで眺めることが出来ました。 一昨日の月に比べて、思いのほか大きく満ちていることに驚かされます。 次第に距離を縮めながら輝きを増す月に、また目が離せません。 |
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2000年03月10日19:15 |
[ 17 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢4.206 輝面比19.67 374,625km 五日月 削除 | ||
明るさを失った空に細い月が煌々と輝き出しました。 立体感のある姿に、しばし時間を忘れて眺めてしまいました。 激しい気流の影響で撮影には不向きの月でしたが、何とか画像になりました。 満ち行く月は上空の風煽られて、ちょっぴり寒そうに見えました。 |
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2000年03月09日18:45 |
[ 16 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢3.185 輝面比11.45 377,024km 四日月 削除 | ||
夕暮れに傾く月は、太陽から離れるに連れて輝きを増してゆきます。 再び姿を見せた月は、予想以上に大きくえるほど近づいていました。 一日の疲れを癒してくれる優しげな光を放ち、ゆっくりと沈んで行きます。 新たな月の行方をゆっくりと眺めながら、再び撮影の日々が始まります。 |
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2000年03月03日05:14 |
[ 15 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢26.298 輝面比11.16 399,679km 二十七夜月 削除 | ||
やっと姿を現したばかりの月は暗く儚い印象を与えながらゆっくりと昇ってきます。 念願の二十七夜は想像以上に高度が低く、その輝きも極端に落ちています。 現在の光学系とデジカメの組み合わせでは、限界に達しているようです。 次は再び巡る新月後の月に期待することにしたいと思います。 |
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2000年03月02日04:54 |
[ 14 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢25.284 輝面比18.00 402,345km 二十六夜月 削除 | ||
二十六夜の月に多くの願い事が集まっているように、ゆっくりと昇ってきます。 地球照によって浮かび上がる月の影の部分が、印象的な姿を作り出します。 上空を吹き荒れる北風のせいで、揺れ動く月は明瞭に映ってくれません。 次第に高度を上げ、厚い大気の底から浮かび上がってくるように感じられます。 |
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2000年03月01日04:49 |
[ 13 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢24.281 輝面比25.87 404,045km 二十五夜月 削除 | ||
昨年の5月以来捉えることが出来なかった二十五夜の月が現れました。 いよいよ、待ちに待った二十六夜も巡って来ます。 各地での月待ち信仰とも相まって、様々な言い伝えが残る月を待ちます。 念願の二十七夜の撮影は天候に恵まれるのでしょうか。。。 |
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2000年02月29日04:54 |
[ 12 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢23.285 輝面比34.48 404,611km 二十四夜月 削除 | ||
欠け行く月は、建物の間を抜けて気だるそうに昇ってきます。 少しずつ太陽へと近づいて行く月は、夜の世界に飽きてしまったかのようです。 下弦の月以降は、嵐の大洋の南西に見える陸の輝きによりコントラストが増します。 高度の低さと時間的問題や撮影の難しさから、過去に撮影した点数も僅かです。 |
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2000年02月27日04:54 |
[ 11 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢22.284 輝面比43.68 403,930km 二十三夜月 削除 | ||
日の出前の月は、美しい輝きを放ちながら昇ってきました。 昨夜の姿とは見違えるばかりに、荘厳な光を降り注ぎながら語りかけてきます 欠け行く月の柔らかな雰囲気を捉えるのは、本当に難しいものと痛感します。 このところ続く晴天に感謝しつつ、ゆっくりと観月を楽しむことが出来ました。 |
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2000年02月26日03:48 |
[ 10 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢21.238 輝面比53.62 401,839km 二十二日月・下弦 削除 | ||
雨雲が迫りつつ月は、いつになく赤く染まっています。 予定時刻より1時間以上早く高度も低いうに、水蒸気のせいで色が付きました。 撮影も非常に難しい時期になりましたが、今夜の月は格別気難しさを感じます。 こんな日の撮影は、月との対話が足りないのかも知れません。 |
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2000年02月25日04:21 |
[ 9 ] 撮影 :moonsystem [ mail ] [ HP ] | |
月齢19.261 輝面比72.19 394,407km 二十日月・更待ち月 削除 | ||
強い北風の吹く中での撮影に、身も凍る月光が肌を刺すように感じられます。 月面南東部に位置する長さ440kmに及ぶアルタイ断崖も鋭い影を落としています。 厳しい寒さの中で、月は一層その姿を明瞭に見せてくれています。 以前の機材より気流の影響を受け難くなっているようです。 |