The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 1999/03/07 ] DrawUp 1999/03/04




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今週の月

今週の危険度

月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

コ ラ ム

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今週の月

Week '99 / 02 / 28~ 03 / 06
SunMonTueWedThuFriSat

7
19.22
75.90

8
20.22
67.36

9
21.22
58.20

10
22.22
48.67

11
23.22
39.06

12
24.22
29.67

13
25.22
20.86

月相:月齢:輝面比は21:00の値です。

月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
18.840
火星が月の南3゜05’に接近(11:22)二十日正月1/20
19.841
月最遠404,751km(14:08)国際婦人デー(総理府)1/21
20.843

1/22
1021.845下弦の月(17:40)
1/23
1122.845
二月堂お水取り(東大寺)1/24
1223.844
月の赤緯が最南−19゜35’(08:47)
1/25
1324.844

十三参り(京都・法輪寺)1/26

月齢値は正午の値です。

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今週の危険度


週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については
危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。

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月の方位と高度


月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月

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各地の月出没時刻

札幌の月出没時刻仙台の月出没時刻東京の月出没時刻
03/0722:2108:3203/0722:1508:4003/0722:1708:47
823:1809:02823:1109:12823:1109:21
9none09:369none09:479none09:57
1000:1510:131000:0510:261000:0510:36
1101:1010:551100:5911:091100:5811:20
1202:0211:421201:5111:571201:4912:08
1302:5212:361302:4012:511302:3913:01
大阪の月出没時刻福岡の月出没時刻那覇の月出没時刻
03/0722:3309:0603/0722:5309:2803/0722:5509:46
823:2709:40823:4610:02823:4710:23
9none10:169none10:399none11:02
1000:2010:561000:3911:191000:3811:44
1101:1311:401101:3212:031101:2912:29
1202:0512:281202:2312:521202:2013:18
1302:5413:211303:1313:451303:1014:11

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月と黄道星座


赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日09:00と21:00の位置を示します。
う お おひつじお う しふ た ご か に し し お と めてんびんさ そ り い て や ぎ みずがめ








03/08

03/10

03/12




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コ ラ ム

The Moon Age Calendarメーリングリストへの投稿記事などを掲載致しています。

冥王星と月
 
先月には冥王星が最遠惑星に復帰し、本来の「水金地火木土天海冥」となり、やっと気持ちの上でも落ち着いた状況に戻りました。

ところが最遠惑星に復帰した冥王星が惑星でなくなってしまうかもしれないと、にわかに話題になっています。

国際天文学連合(IAU)総会で、冥王星の彗星・小惑星化が取り上げられるのではないかと一部のマスコミでも報道されたことで一気に注目されました。

冥王星は惑星として見るには、やはり物足りない存在であるのは事実です。
彗星や小惑星とされてしまう理由とは、いったい何なのでしょう。

いくつかその要因を挙げてみましょう。
1:冥王星の大きさは月よりも小さいこと。
2:組成が地球型でもなく、木星型にも当てはまらないこと。
3:軌道が他の惑星に比べて特異であること。
このほかにも些細なことを上げればきりがなくなりそうです。

なによりも、その大きさは半径や質量から考えても、まさに衛星なみで、私たち地球の衛星である月と比べ約3分の2程の大きさしかありません。
そして第二の問題はその組成で、密度は水に近く彗星の核と同様に水・アンモニア・メタンの凍ったものと考えられています。
更にまた軌道要素は並はずれており、離心率や軌道傾斜も惑星中最大で、この点でも彗星のようだと言えます。
短周期の彗星の場合には他の惑星同様に黄道に沿った軌道を取るものが殆どで、冥王星の垂直に近い傾斜角度から考えるに長周期の彗星のような存在だと言えます。

結果として冥王星の外側にも小惑星帯の存在が知られるに連れて、もはや冥王星は惑星とは呼べないのではないかと言われ始めた原因でした。

しかしながら、冥王星にも立派な衛星カロンが存在しています。
地球の衛星である月も、他の衛星に比べ母惑星との比率が異常に大きいと言われていますが、それ以上にカロンの比率は大きく冥王星の約1/2にも達します。
(裏を返せば、それだけ冥王星が小さいと言うことになりますが・・・。)
ところがこれもまた、近年になって小惑星にも衛星を持ったものが確認され、冥王星の立場は益々不利になってきます。


最終的に国際天文学連合(IAU)総会の行方が大きく注目れる中、事務局長名で発表が行われました。
結局のところ「冥王星の惑星としての位置づけに変更はなく変更提案もしていない」と、あっけなく決着が付いてしまいました。

冥王星や海王星の衛星トリトンの公転軌道の特異性や大まかな共通性は2つの天体が歴史的に関係しているのではないかとも言われています。

かつては冥王星が海王星の衛星の一つだったのではないかと考えられていましたが、最近では否定的な意見が一般的になりつつあります。
いずれも推測の域を出ませんが、地球の月のように衛星カロンは冥王星と他の天体との衝突の結果、生じたものなのかも知れません。

地球から遙か51億5千万kmの冥王星の素顔は未だ明確に分かっていませんが、惑星探査が進む中、その真相が明らかにされる日も近いことでしょう。

冥王星(Pluto)
太陽からの平均距離: 5,913,520,000 km(39.54天文単位[AU])
赤道直径: 2,390km
極直径: 48,600 km
質量: 1.0247×10^26 kg
公転周期:248.6438年
自転周期:6.3872日
衛星:カロン


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お知らせ

Moon Script

The Moon Age Calendarで、ご好評を戴いております月相表示が皆さんのホームページでも表示できるようになりました。

面倒なスクリプトや設定は殆ど必要なく、当サイト上にあるスクリプトファイルと月相ファイルを使用することで、
手軽にしかも高速に表示が可能です。
スクリプトの種類を選択して、お好みのタイプを表示する事ができます。

月相画像は全200枚(3Mバイト以上)の中から、アクセスした瞬間の月相と一致する画像が転送されます。
専用サーバーから転送される1枚の画像は約17kバイト程度で、高速に表示されます。

テスト段階から予想を上回るお申し出を戴き本当に感謝しています。
この度、MoonScriptによるアクセスログ集計を実現することが出来ました。

MoonScriptサンプルページを作成いたしました。
http://moon.system.to/soft/moon/
http://moon2.system.to/soft/moon/
サンプルページの送信フォームからお申し込みをお待ちいたしております。

皆様のご意見・ご要望もお待ち致しております。
メールアドレス moon@system.to

Moon32

The Moon Age Calendar オリジナルの 太陽と月の位置推算ソフトMoon32.exe

マイナーバージョンは常にアップしています。。
太陽と月の黄経・黄緯・地心距離・位相の他、月の赤経・赤緯・方位・高度・月齢を算出できます。
当サイトの掲載情報は本ソフトを用いて作成しています。

任意の日時や連続推算が可能で、グラフ表示・データのCSVファイル化により再利用も可能です。
別ウィンドウ表示の月相や太陽と地球と月の軌道表示も自由に拡大縮小できます。
ネイティブコンパイラの使用により動作速度が最大200%向上しました。
測地エディタの搭載の他、インターフェイスの改善を図っています。
太陽と月の動きをビジュアルに表現したスカイビューの他、
地球影表示による月食もリアルにシミュレート出来ます。
また、ご要望の多かった満月検索機能も新たに搭載されました。

Moon32 Ver2.21dのダウンロードはこちらからどうぞ
http://moon.system.to/soft/m32v2.htm

ベクターデザイン
Moon32 Ver2.21cのダウンロードはこちらからどうぞ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/edu/se077892.html

FTPサーバーの稼働を始めました。
ブラウザからのダウンロードが出来ない場合はこちらです。

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The Moon Age Calendar Weekly Magazine
#025
1999/03/07~03/13

publisher
The Moon Age Calendar
Takeo Nonaka


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