The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 1999/04/18 ] DrawUp 1999/04/15
毎月の状況をカレンタ゛ー形式で表わしました。 | ||
任意日時で月齢や月と太陽の位置や距離を算出します。 | ||
毎年のカレンダーとして印刷してお使い戴けます。 | ||
月齢や月と太陽の位置や距離をリアルタイムで算出します。 | ||
生まれたときの月相を用いた占いをご紹介します。 | ||
天体位置推算のご紹介とソフトのダウンロード。 |
Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat |
18 2.317 7.982 |
19 3.317 15.74 |
20 4.317 25.26 |
21 5.317 35.83 |
22 6.317 46.79 |
23 7.317 57.57 |
24 8.317 67.71 |
日 | 曜 | 月齢 | 危険 | 範囲 | キャプション | 何の日 | 旧暦 |
18 | 日 | 1.94 | 6 |
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科学技術週間(科学技術庁) 発明の日(発明協会) 流し雛 | 3/3 | |
19 | 月 | 2.94 | 5 |
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金星が月の北6゜32′に接近(07:36) 月がおうし座アルデバランの北0゜44′に接近(11:19) | 3/4 | |
20 | 火 | 3.94 | 5 |
| 太陽黄経が30゜(21:46) |
穀雨 通信記念日(郵政省) | 3/5 |
21 | 水 | 4.94 | 6 | 月の赤緯が最北+19゜52’(11:54) | 壬生狂言(京都) | 3/6 | |
22 | 木 | 5.94 | 9 | 清掃の日(環境庁) | 3/7 | ||
23 | 金 | 6.94 | 10 |
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上弦の月(04:02) こと座流星群極大(01:00) | 緑の週間(国土緑化推進委員会) | 3/8 |
24 | 土 | 7.94 | 9 | 月が黄道を通過:黄緯0°(10:54)昇交点 | 3/9 |
札幌の月出没時刻 | 仙台の月出没時刻 | 東京の月出没時刻 | ||||||
04/18 | 06:26 | 20:45 | 04/18 | 06:36 | 20:37 | 04/18 | 06:44 | 20:37 |
19 | 07:10 | 21:57 | 19 | 07:22 | 21:47 | 19 | 07:32 | 21:46 |
20 | 08:00 | 23:04 | 20 | 08:14 | 22:53 | 20 | 08:24 | 22:51 |
21 | 08:55 | none | 21 | 09:10 | 23:51 | 21 | 09:21 | 23:50 |
22 | 09:55 | 00:02 | 22 | 10:09 | none | 22 | 10:20 | none |
23 | 10:57 | 00:53 | 23 | 11:10 | 00:43 | 23 | 11:20 | 00:42 |
24 | 12:01 | 01:36 | 24 | 12:12 | 01:27 | 24 | 12:21 | 01:27 |
大阪の月出没時刻 | 福岡の月出没時刻 | 那覇の月出没時刻 | ||||||
04/18 | 07:03 | 20:54 | 04/18 | 07:26 | 21:13 | 04/18 | 07:47 | 21:13 |
19 | 07:51 | 22:02 | 19 | 08:15 | 22:21 | 19 | 08:38 | 22:19 |
20 | 08:44 | 23:06 | 20 | 09:08 | 23:26 | 20 | 09:33 | 23:22 |
21 | 09:40 | none | 21 | 10:04 | none | 21 | 10:31 | none |
22 | 10:40 | 00:05 | 22 | 11:04 | 00:24 | 22 | 11:29 | 00:20 |
23 | 11:40 | 00:57 | 23 | 12:04 | 01:16 | 23 | 12:28 | 01:14 |
24 | 12:40 | 01:43 | 24 | 13:04 | 02:02 | 24 | 13:26 | 02:01 |
う お | おひつじ | お う し | ふ た ご | か に | し し | お と め | てんびん | さ そ り | い て | や ぎ | みずがめ |
4/19 |
4/21 |
4/23 |
月と願い
コソボ紛争に対するNATO軍の旧ユーゴスラビアへの空爆は今も続いています。 国際人道法の重大な違反を犯したとされるセルビア軍への制裁空爆が、図らずも罪もない人々の尊い命を失う結果となっている事もまた事実として伝えられています。 折しも日本では入学式の続くこの時期に合わせたように満開を迎えた桜が、慌ただしく春の到来をを告げて行きました。 私たちの平和への祈りが、月と共にセルビア・アルバニア両軍の兵士達の目にも、荘厳な満月の輝きとして届いてくれたことを願っています。 地球誕生から46億年、生命の進化は生存競争と淘汰の歴史によって、「戦争への無意識の欲求が私たちには遺伝子レベルで組み込まれている」とも言れます。 しかしながら、地球生命の新参者である人類は大きな頭脳と理性を持って社会的集団を築き、儚い平和を目指して僅かながら進歩を続けてきたことも紛れもない事実です。 夜空に昇る月を美しいと感じる心や、我が子を愛する想いに人種や民族の違いはありませんし、言葉や宗教の違いは、人を愛おしむ気持ちに何ら違いを持たないはずです。 理由はどうであれ、戦争行為を正当化する事は不可能であり、決して人道的ではありません。 しかしながら、この紛争をこのまま放置することが最前の方法と言い切る事もできません。 NATO軍の軍事介入の即時撤退を望む声が日増しに大きくなっている中、私たちに今何が出来るのでしょう? ヨーロッパでは赤十字へのコソボ難民救済の献金やキャンプへ送る食料をスーパーマーケットで盛んに収集されていると言われます。 クリスマスを祝い、初詣をし、法事をいとなむ私たち日本人は、他宗教行事をたやすく受け入れてきました。 そのような状況の中でありながら無法国家になるわけではなく、今日も「世界一の安全」を維持しています。 この素質こそが、今世界の人々に必要とされているものなのかも知れません。 重い空気の中、成り行きを見守る意外に方法のない私たち自身に憤りを感じてしまう春の日を迎えています。 今月はひと月に2回の満月を含むブルームーン、数年に一度巡っては人々の願いを叶えてくれると言います。 いつの日か、私たち人類が本当の平和を手に入れることが出来る日がやって来ることを信じながら、夜桜に昇る満月へと祈りを捧げずにいられませんでした。 |
月に見つけた日本人
Anniversary 30th
月のクレーターとして名の付いた日本人天文学者をご紹介します。
金沢市生まれ。1892年東京大学理科大学星学科卒業、緯度変化を研究。 99年岩手県水沢に新設された緯度観測所の初代所長となり、1941年まで勤める。 1902年緯度変化の表式に導入したZ項を発見し、世界的に注目された。 1911年第1回学士院恩賜賞、1937年第1回文化勲章を受章。 月面(裏側)のクレーターに<キムラ>の名がある。 [ Z項 ] 正確な観測や暦の作成において、より高精度な天体の位置観測が求められます。 しかし地球の自転軸は周期的に極運動を行うため、得られる天文緯度も変化してしまいます。 この極運動をより正確に知るために各国が共同で緯度変化を調査し、日本においては岩手県水沢市の緯度観測所にて継続して行われています。 1899年から始まった国際緯度観測の資料を使って、中央局長アルブレヒト(T.H.Albrecht)は極運動を求め、この計算極運動から逆に各観測所の緯度変化を計算し観測緯度変化と比較しました。 観測緯度変化と計算緯度変化の差は(残差)は、観測が正しければ偶然誤差程度にしかならないはずでしたが、日本の水沢観測所の残差だけが世界の他の5カ所の観測所に比べて異常に大きかったため、アルブレヒトは水沢観測所の観測精度を他の観測所の半分と評価しました。 この結果に対し水沢観測所の初代所長であった木村 栄は奮起し、緯度の変化には極運動によって起こる変化の他に1年周期の各観測所に共通な変化が存在することを突き止めるのでした。 これにより極運動計算式に第三項としてZ項という定数項を加えることを提案し、このZ項を加えて極運動を再計算すると、水沢観測所の残差は極めて少なかったことが明らかとなったのでした。 現在、水沢観測所は国際極運動事業中央局として1日も休まず天文緯度変化を観測し続けています。 99/05/02号につづく |
世界に見る月
Anniversary 30th
世界の国旗に見る月をご紹介します。
救国の伝説からとられた三日月と星は、進歩と一致の象徴と言われています。 ● 面積:814,578平方キロメートル。 ● 人工:6252万6千人。(1995年調査) ● 言語:ウラル−アルタイ語族に属し、フィン−ハンガリー語とも類似。 ● 宗教:人口の99%がイスラム教徒、イスラム以外の信仰の自由も保証。 トルコは、太陽、海、山々、湖に恵まれ、訪れる人々を日常生活のストレスや仕事から解放してくれる楽園と言われています。 特に4月から10月は気候もよく、観光には最適です トルコには壮大な歴史があり、新石器時代の紀元前6,500年にチャタルヒュユックからの文化的遺産により、13にものぼる文明の残した歴史的遺産の宝庫です。 ハッティ、 ヒッタイト、フリギア、ウラルトゥ、リキュア、リディア、イオニア、ペルシア、マケドニア、ローマ、ビザンティン、セルジューク、オスマンはトルコの歴史で重要な役割を果たしています。 ムスタファ・ケマル・アタチュルクは1923年の10月29日にトルコ共和国を建国し、平和と安定により脅威的な経済発展と徹底した近代化を実現し、変化と成長の中で「国内に平和を、世界に平和を」をモットーに発展を続けています。 今年の8月11日にヨーロッパ〜西アジアに掛けての皆既日食が起こりますが、この日食の皆既帯はトルコをほぼ縦断する形で通り過ぎます。 日本の旅行代理店でもメリゾフォンとバーデレと言う小さな街を観測地とするツアーが組まれています。 99/05/09号につづく |
The Moon Age Calendar Weekly Magazine for TEXT
毎週ご購読戴いておりますThe Moon Age Calendar Weekly Magazineがプレーンテキストでも、お読み戴けるようになります。 月相や危険度などをビジュアルに表現するため画像を使用したHTMLマガジンの配信に努めて参りましたが、HTMLメールを受信出来ないという方も多く、説明用Webページではテスト受信を行った上でのご購読をお願いしておりました。 これまでにも、ビジュアルな画像を廃しテキストや数値の情報だけをご要望される方々から多くの声を戴き、この度The Moon Age Calendar Weekly Magazine for TEXTを創刊する事と致しました。 従来のHTML型に比べて、どの程度まで表現出来るもなのか確信はありませんが、出来る限りのことを行って参りたいと思っております。 今週から試験的に配信を行ないまして、4月初旬から正式配信を目指しています。 皆様のご意見を取り入れながら、より良い情報発信が出来るよう努力して行きますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ご登録や解除はThe Moon Age Calendar Weekly Magazine for TEXT Registrationのページで行えます。 従来からのHTML型WeeklyMagazineは今まで通りの配信を続けて参りますので、どうぞご都合に合わせてご利用下さい。 |