The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 1999/05/23 ] DrawUp 1999/05/20
毎月の状況をカレンタ゛ー形式で表わしました。 | ||
任意日時で月齢や月と太陽の位置や距離を算出します。 | ||
毎年のカレンダーとして印刷してお使い戴けます。 | ||
月齢や月と太陽の位置や距離をリアルタイムで算出します。 | ||
生まれたときの月相を用いた占いをご紹介します。 | ||
天体位置推算のご紹介とソフトのダウンロード。 |
Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat |
23 7.995 62.85 しし |
24 8.995 72.18 しし |
25 9.995 80.48 おとめ |
26 10.99 87.53 おとめ |
27 11.99 93.14 てんびん |
28 12.99 97.15 てんびん |
29 13.99 99.45 てんびん |
日 | 曜 | 月齢 | 危険 | 範囲 | キャプション | 何の日 | 旧暦 |
23 | 日 | 7.62 | 8 | ふみの日(郵政省) | 4/9 | ||
24 | 月 | 8.62 | 5 | 4/10 | |||
25 | 火 | .962 | 2 | 月が天の赤道を通過(16:56) | 4/11 | ||
26 | 水 | 10.62 | 1 | 火星が月の南4゜43′に接近(23:56) | 風呂の日(毎月) | 4/12 | |
27 | 木 | 11.62 | 0 | 4/13 | |||
28 | 金 | 12.62 | 1 | 4/14 | |||
29 | 土 | 13.62 | 2 | 月最遠406,397km(17:15) | こんにゃくの日 | 4/15 |
札幌の月出没時刻 | 仙台の月出没時刻 | 東京の月出没時刻 | ||||||
05/23 | 11:58 | 00:49 | 05/23 | 12:05 | 00:44 | 05/23 | 12:13 | 00:45 |
24 | 13:00 | 01:19 | 24 | 13:04 | 01:17 | 24 | 13:10 | 01:19 |
25 | 14:00 | 01:47 | 25 | 14:02 | 01:47 | 25 | 14:07 | 01:51 |
26 | 14:59 | 02:14 | 26 | 14:59 | 02:16 | 26 | 15:02 | 02:21 |
27 | 15:58 | 02:40 | 27 | 15:55 | 02:45 | 27 | 15:57 | 02:52 |
28 | 16:56 | 03:08 | 28 | 16:50 | 03:15 | 28 | 16:51 | 03:23 |
29 | 17:54 | 03:37 | 29 | 17:46 | 03:47 | 29 | 17:46 | 03:56 |
大阪の月出没時刻 | 福岡の月出没時刻 | 那覇の月出没時刻 | ||||||
05/23 | 12:31 | 01:02 | 05/23 | 12:54 | 01:22 | 05/23 | 13:11 | 01:25 |
24 | 13:29 | 01:36 | 24 | 13:51 | 01:56 | 24 | 14:05 | 02:03 |
25 | 14:24 | 02:08 | 25 | 14:46 | 02:29 | 25 | 14:57 | 02:38 |
26 | 15:19 | 02:39 | 26 | 15:40 | 03:00 | 26 | 15:48 | 03:13 |
27 | 16:14 | 03:10 | 27 | 16:34 | 03:31 | 27 | 16:39 | 03:47 |
28 | 17:08 | 03:41 | 28 | 17:28 | 04:03 | 28 | 17:30 | 04:22 |
29 | 18:02 | 04:14 | 29 | 18:22 | 04:37 | 29 | 18:22 | 04:58 |
う お | おひつじ | お う し | ふ た ご | か に | し し | お と め | てんびん | さ そ り | い て | や ぎ | みずがめ |
5/23 |
5/26 |
5/29 |
月旅行とロケット
日本初の再使用型ロケット実験機が、今年3月末のに秋田県の能代ロケット実験場で離着陸実験を行いました。 ほんの十数秒だったそうですが、無事に浮上し軟着陸にも成功したと報じられています。 一方、アメリカ航空宇宙局(NASA)が先月末に発表した無人シャトル実験機もまた、再使用型ロケットという事が前提として考えられています。 多くの課題を抱え前途は多難だといえますが、飛行機のように低コストで効率よく飛行できる次世代の宇宙輸送機への研究がにわかに注目を集めています。 垂直姿勢のまま離陸や着陸を行う姿は、まるでレトロなSF映画を彷彿とさせるもので、何となく現実離れした夢物語のような愉快さまで感じさせてくれます。 本来再使用型ロケットとして開発されたアメリカのスペースシャトルや日本のHOPE(ALFLEX)などは、当初帰還後10日間のメンテナンスで再飛行が可能と言われてきました。 しかし実際には耐熱タイルの保守や交換に莫大な人件費と時間を掛けており、再飛行までに140日の期間と4億ドルもの費用がかかっているとの報告も出されています。 これは再使用型ロケット言われながら、補助ロケットや燃料タンクを次々に切り離して行くスタイルであり、また帰還時には高速で大気圏に突入するスプートニクの時代から変わらぬ技術の集大成であることが大きな要因となっています。 飛行機のような翼を持ったスペースシャトルでさえも、非常に薄い大気を降下する際には全く浮力を持たず、落下速度は急速に上がってしまいます。 次第に濃い大気の中に突入する際の速度により発生する摩擦熱は耐熱タイル無しには防ぐことが出来ません。 アメリカのロッキードマーチン社が開発を続けているエアロスパイクエンジンは、ロッケット本体を垂直に保ったまま、離陸し及び降下し着陸時のみ水平姿勢となります。 このように真の再使用型ロケットは、ロケット単体で軌道まで届き、機体の全てを繰り返し使えることが第一の前提となっています。 しかし使い捨ての多段式ロケットでは、機体重量が次第に減って行くことで、消費燃料を抑えることが可能になっています。 もしも、単体のロケットで月までの有人飛行を行い無事に帰還するためには、アポロ宇宙船の数倍から数十倍の推力と燃料が必要になるとも言われています。 これでは、大都市が発生する二酸化炭素量をたった1機のロケットが数分の間に排出することにさえなってしまい兼ねません。 現在、地球の軌道上に重量1キログラムの物を打ち上げるために必要な費用は、約100万円と言われており、重量約11トンのハッブル宇宙望遠鏡を打ち上げるのに掛かった費用は、望遠鏡本体の値段を除いて、何と110億円にまで達します。 究極の再使用型ロケットは、その費用を10分の1以下に削減することが目標となっています。 体重60キログラムとして、約600万円の費用で軌道上から青い地球を眺める旅に出てみたいと思われる方は沢山おられることでしょう。 更に足を延ばして夢の月旅行まで、その2倍程度の費用で行ける日も、いつかきっとやって来ることでしょう。 微細な粉末状と化したレゴリスの上で、暗黒の宇宙に浮かぶ青い地球を眺めながら歩くその日は、意外にも近いのかも知れません。 文部省宇宙科学研究所の実験機は、私たちに10数秒間の夢を与えてくれたような気がします。 |
世界に見る月
Anniversary 30th
世界の国旗に見る月をご紹介します。
赤は友好と平等、白は美徳、 星はそれぞれ民主主義・平和・進歩・正義・平等を、 三日月は国の発展を表わす。 ● 面積:618平方キロメートル(東京23区及び淡路島と同規模)) ● 人口:299万人 (1995年推計) ● 言語:マレー語・英語・中国語・タミール語 ● 宗教:仏教(54%)・イスラム教(15%)・キリスト教(13%)・ヒンズー教(4%) ● 通貨:シンガポール・ドル(S$) ● 国際電話コード:65 北緯1度に位置するマレーシアとインドネシアに挟まれた小さな島国で、マレー半島南端を占める本島と大小57の島々から成っています。 日本の淡路島と同じくらいの面積で、島全体は緩やかな丘陵状で起伏の高低はあまりありません。 高層ビルと抜けるような青空、近代的でありながらしかも自然にすぐ手か届く素敵な街それがシンガポールです。 赤道から北にわずか130kmあまりのところに位置するシンガポールは、モンスーンの影響を受ける熱帯海洋性気候であり、高温多湿で一年中あまり気温の変化がなく台風とも無縁で、地震地域からもはずれています。 多民族国家であり、それぞれの民族は母国語のほか、シンガポールの公用語である英語を話すことができます。 国語はマレー語とされ、徴兵制の軍隊ではマレー語が使われていますし、国歌もマレー語です。 本島中央部には自然を利用した植物園や動物園、バードパークなどもあり、自然を大切にした開発が行われていますが、熱帯雨林やマングローブの森は開発の波におされて消失しつつあります。 原生植物や魚類・鳥類の約半数が絶滅の危機に瀕しているとまで言われています。 英国植民地・日本軍の占領(当時、昭南市と改称)と言う歴史の中で、終戦後はマレイシアからの独立をへて、急速な発展を続けており、日本からの技術援助は現在も行われています。 しかしながら、アジア経済の不振から、驚異的な2桁の成長率も陰りを見せています。 1999年度の見通しでは、成長率0%からマイナイス成長となるのではないかと懸念されています。 WeeklyMagazine発行30週記念特集は、今月一杯で終了の予定としておりましたが、大変ご好評を戴きまして、一部を通常掲載として6月以降も継続させて戴くこととなりました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 99/06/06号につづく |
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The Moon Age Calendar Weekly Magazine for TEXT
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