The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 1999/06/13 ] DrawUp 1999/06/10
毎月の状況をカレンタ゛ー形式で表わしました。 | ||
任意日時で月齢や月と太陽の位置や距離を算出します。 | ||
毎年のカレンダーとして印刷してお使い戴けます。 | ||
月齢や月と太陽の位置や距離をリアルタイムで算出します。 | ||
生まれたときの月相を用いた占いをご紹介します。 | ||
天体位置推算のご紹介とソフトのダウンロード。 |
Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat |
13 28.99 0.133 おうし |
14 0.705 0.755 ふたご |
15 1.705 4.276 ふたご |
16 2.705 10.27 かに |
17 3.705 18.16 かに |
18 4.705 27.34 かに |
19 5.705 37.24 しし |
日 | 曜 | 月齢 | 危険 | 範囲 | キャプション | 何の日 | 旧暦 |
13 | 日 | 28.62 | 9 |
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月最近358,191km(09:37) 月が牡牛座 アルデバランの北0゜52′に接近(08:14) | 百万国まつり(金沢) | 4/30 |
14 | 月 | 0.330 | 10 | 新月・朔(04:03) | 5/1 | ||
15 | 火 | 1.330 | 9 |
|
水星が月の北4゜29′に接近(15:52) 月の赤緯が最北+20゜12’(08:21) 金星がM44プレセペ星団に接近(17:15) | お菓子の日 | 5/ |
16 | 水 | 2.330 | 8 | 5/2 | |||
17 | 木 | 3.330 | 7 |
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金星が月の北2゜14′に接近(11:18) 月が黄道を通過:黄緯0゜(16:49)昇交点 | 5/3 | |
18 | 金 | 4.330 | 7 | 獅子座レグルスの星食(21:34) | 海外移住の日(国際協力事業団) | 5/4 | |
19 | 土 | 5.330 | 6 | トークの日 | 5/5 |
札幌の月出没時刻 | 仙台の月出没時刻 | 東京の月出没時刻 | ||||||
06/13 | 03:32 | 18:21 | 06/13 | 03:44 | 18:11 | 06/13 | 03:54 | 18:10 |
14 | 04:23 | 19:31 | 14 | 04:37 | 19:19 | 14 | 04:48 | 19:18 |
15 | 05:21 | 20:33 | 15 | 05:36 | 20:22 | 15 | 05:47 | 20:20 |
16 | 06:25 | 21:26 | 16 | 06:39 | 21:16 | 16 | 06:50 | 21:15 |
17 | 07:32 | 22:11 | 17 | 07:45 | 22:03 | 17 | 07:55 | 22:02 |
18 | 08:39 | 22:49 | 18 | 08:50 | 22:43 | 18 | 08:59 | 22:44 |
19 | 09:45 | 23:21 | 19 | 09:54 | 23:18 | 19 | 10:02 | 23:20 |
大阪の月出没時刻 | 福岡の月出没時刻 | 那覇の月出没時刻 | ||||||
06/13 | 04:13 | 18:26 | 06/13 | 04:37 | 18:45 | 06/13 | 05:00 | 18:42 |
14 | 05:07 | 19:33 | 14 | 05:31 | 19:52 | 14 | 05:57 | 19:48 |
15 | 06:07 | 20:35 | 15 | 06:31 | 20:54 | 15 | 06:57 | 20:50 |
16 | 07:10 | 21:30 | 16 | 07:34 | 21:49 | 16 | 08:00 | 21:47 |
17 | 08:15 | 22:18 | 17 | 08:38 | 22:38 | 17 | 09:03 | 22:37 |
18 | 09:19 | 23:00 | 18 | 09:42 | 23:20 | 18 | 10:04 | 23:22 |
19 | 10:21 | 23:37 | 19 | 10:43 | 23:57 | 19 | 11:02 | none |
う お | おひつじ | お う し | ふ た ご | か に | し し | お と め | てんびん | さ そ り | い て | や ぎ | みずがめ |
06/13 |
06/15 |
06/17 |
06/19 |
月に眠る探査機
先週のWeeklyMagazine発行と同時に、驚きのニュースが飛び込んできました。 アメリカ航空宇宙局(NASA)は6月2日、月に水氷が存在する証拠を求めて、月探査機ルナープロスペクターを月のクレーターに衝突させることを決めたようです。 岩石中に含まれる氷の存在を確かめるため、ルナープロスペクターを衝突させた際の 衝撃による熱で発生する水蒸気を、ハッブル宇宙望遠鏡で観測するとのことです。 7月31日の早朝、月の南極にあるモーソンクレーター(直径50〜60Km)を狙って激突さ せることが決定したとのことで、探査機の重量161Kgによる衝突エネルギーは、約2トン の乗用車が、時速1770Kmで衝突するのに匹敵するそうです。 NASAでは月のクレーターへの直接的な衝突が、地上や宇宙の観測基地が検出できる40ポンド(約18Kg)ほどの水蒸気を放出するとの推算を行っているそうです。 水蒸気またはその副産物であるOH(水酸塩)が検出されれば、科学者達が長い間月の極領域に水氷が存在するのではないかと推察してきたことの決定的な証明になります。 ルナプロスペクターのこの計画に関するこれらの情報は、次のWebサイトで得ることが できました。 http://www.flatoday.com/space/today/060399e.htm (英文) アポロ計画の際にも、不要になった月着陸船を月面に衝突させ、月震(月の地震)の研究のために用いた実績があります。 更にハッブル宇宙望遠鏡という最高の観測器もあり、今回の計画には多くの期待が寄せられています。 梅雨明けの頃、7月31日には更に大きな話題となっていることでしょう。 役目を終えた探査機ルナープロスペクターが、最後に成し遂げる壮絶な使命を全う出来るよう祈りたいと思います。 |
天文学と古代文明
−4:中国文明− 月に関連する事柄を調べ進めるうちに、太陽太陰暦(旧暦)の起源などから、古代文明と天文学について、強い感銘を覚えるようになりました。 WWWサイト、The Moon Age Calendarも古代文明人たちと相通じることを目指しているのかも知れません。 毎回、私なりの感覚で古代文明と天文学について、お話しさせていただいています。 バビロニアと同じように古い中国の暦は、紀元前2世紀の初頭から19年の閏周期を持った太陰太陽暦でした。 紀元年前後に発刊された”律歴志”が紀元前3000年頃からの中国の天文の歴史を伝えています。 この要網において、筆者、リウ・シンは、”三統暦”を完成させています。 多くの天体諸現象が中国行程の官選宮廷天文学者たちによって丁寧に観測され、年代記を通じて、それは今日まで伝承されています。 これらの年代記は現在の研究者にとっても非常に価値のある宝庫となります。 なぜなら、それにより新星や彗星などの出現を調べることが出来るからなのです。 この年代記により何千年も前に超新星爆発を起こした恒星の記録は、現在の惑星状星雲であることが実証されることすらあります。 それらの記録と並んで、食もまた予測し観測されていました。 これらに反して惑星と月の運動は、ようやく紀元前100年ころになって出現時期や食について充分正確な予報が出来るまでに研究が進みます。 面白いことに、中でも長大な周期が特に好んで研究されていました。 たとえば、その当時知られていた惑星の全てが再び同じ位置を示すまでには2363万9040年かかると言った予想がされています。 古代中国の星座学はバビロニアやヨーロッパのものとは大きく違っています。 黄道に近い天空の部分を28に分け、それぞれを宿と呼び、その近くの星座名をつけたもので星座の数は全部で284にのぼりました。 月(太陰)は、恒星に対して27.3日(恒星月)で一周するため、天空を28に区分して月の運行から、朔日(新月)での太陽の位置を推定し、季節を正すために設けられたものです。 周の時代に始まりインドに渡り、ふたたび唐の時代に中国に戻ったものです。 インドでの宿は27宿で、日本には仏教と共に「宿曜経」として伝えられました。 日本では最初インドの27宿を採用していましたが、貞享改暦以降中国の28宿が採用されて行きます。 ご承知のように中国文明は日本にも多大な影響を与えています。 高松塚古墳やキトラ古墳の天井には、28宿の諸星が描かれています。 さて、次回は中部アメリカの偉大なるマヤ文明についてご紹介いたします。 99/06/27号につづく |
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The Moon Age Calendar Weekly Magazine for TEXT
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