The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 1999/07/011 ] DrawUp 1999/07/08
毎月の状況をカレンタ゛ー形式で表わしました。 | ||
任意日時で月齢や月と太陽の位置や距離を算出します。 | ||
毎年のカレンダーとして印刷してお使い戴けます。 | ||
月齢や月と太陽の位置や距離をリアルタイムで算出します。 | ||
生まれたときの月相を用いた占いをご紹介します。 | ||
天体位置推算のご紹介とソフトのダウンロード。 |
Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat |
11 27.70 3.689 おうし |
12 28.70 0.518 ふたご |
13 0.399 0.225 ふたご |
14 1.399 2.684 かに |
15 2.399 7.553 かに |
16 3.399 14.36 しし |
17 4.399 22.59 しし |
日 | 曜 | 月齢 | 危険 | 範囲 | キャプション | 何の日 | 旧暦 |
11 | 日 | 27.33 | 5 | 月最近361,776km(15:08) | 世界人口デー | 5/28 | |
12 | 月 | 28.33 | 7 |
| 月の赤緯が最北+20゜13’(19:22) |
草の市 パンの日 | 5/29 |
13 | 火 | 0.02 | 10 |
| 新月・朔(11:24) |
迎え火 みたま祭(東京) | 6/1 |
14 | 水 | 1.02 | 9 |
| 水星が月の南2゜57′に接近(19:10) |
那智の火祭り(和歌山) 検疫記念日(厚生省) | 6/2 |
15 | 木 | 2.02 | 8 |
|
月が黄道を通過:黄緯0゜(01:13)昇交点 金星が最大光度−4.47等(04:04) |
盆 お菓子の日 | 6/3 |
16 | 金 | 3.02 | 5 |
|
月がしし座レグルスの北1゜04′に接近(06:19) 金星が月の南3゜04′に接近(09:38) |
送り火 やぶ入り 十王詣 | 6/4 |
17 | 土 | 4.02 | 4 |
|
勤労少年の日(労務省)第三土曜日 祇園祭(京都)〜18 | 6/5 |
札幌の月出没時刻 | 青森の月出没時刻 | 仙台の月出没時刻 | 東京の月出没時刻 | 名古屋の月出没時 | ||||||||||
07/11 | 02:09 | 17:09 | 02:17 | 17:05 | 02:23 | 16:58 | 02:33 | 16:57 | 02:46 | 17:07 | ||||
12 | 03:03 | 18:14 | 03:11 | 18:10 | 03:17 | 18:03 | 03:28 | 18:01 | 03:41 | 18:12 | ||||
13 | 04:03 | 19:12 | 04:12 | 19:09 | 04:18 | 19:01 | 04:29 | 19:00 | 04:42 | 19:11 | ||||
14 | 05:09 | 20:02 | 05:18 | 19:59 | 05:23 | 19:53 | 05:34 | 19:52 | 05:47 | 20:03 | ||||
15 | 06:18 | 20:44 | 06:25 | 20:42 | 06:30 | 20:37 | 06:40 | 20:37 | 06:52 | 20:48 | ||||
16 | 07:27 | 21:20 | 07:33 | 21:19 | 07:36 | 21:15 | 07:45 | 21:17 | 07:57 | 21:28 | ||||
17 | 08:33 | 21:51 | 08:38 | 21:52 | 08:40 | 21:49 | 08:47 | 21:52 | 09:00 | 22:03 | ||||
大阪の月出没時刻 | 広島の月出没時刻 | 福岡の月出没時刻 | 鹿児島の月出没時 | 那覇の月出没時刻 | ||||||||||
07/11 | 02:53 | 17:12 | 03:06 | 17:24 | 03:16 | 17:31 | 03:19 | 17:26 | 03:41 | 17:28 | ||||
12 | 03:48 | 18:17 | 04:02 | 18:29 | 04:12 | 18:36 | 04:16 | 18:30 | 04:38 | 18:32 | ||||
13 | 04:49 | 19:15 | 05:03 | 19:28 | 05:13 | 19:34 | 05:17 | 19:29 | 05:40 | 19:31 | ||||
14 | 05:54 | 20:08 | 06:07 | 20:20 | 06:18 | 20:27 | 06:21 | 20:22 | 06:43 | 20:25 | ||||
15 | 06:59 | 20:53 | 07:13 | 21:05 | 07:23 | 21:13 | 07:26 | 21:09 | 07:46 | 21:13 | ||||
16 | 08:04 | 21:33 | 08:17 | 21:45 | 08:27 | 21:53 | 08:29 | 21:50 | 08:47 | 21:57 | ||||
17 | 09:06 | 22:09 | 09:19 | 22:21 | 09:29 | 22:29 | 09:29 | 22:27 | 09:46 | 22:36 |
う お | おひつじ | お う し | ふ た ご | か に | し し | お と め | てんびん | さ そ り | い て | や ぎ | みずがめ |
07/11 |
7/13 |
7/14 |
7/16 |
観月のあれこれ
七夕に多くの願いを掛けられた方も多いことと思います。 7月7日は梅雨の時期にあたり毎年天候が悪く、織り姫・彦星もここ5年ほど逢えずじまいに終わっているようです。 今年こそ、白鳥に乗って銀河を渡り二人が出逢えるよう願いながら、夜空を見上げてみたいと思います。 夜空と言えば地上から見上げるものとばかり思いがちですが、数千フィートもの上空から眺める空は天気にも左右されず格別です。 ちょうど1ヶ月ほど前、旅客機の中から素晴らしい満月を眺めることが出来ました。 その日がちょうど満月にあたっていたことから、19:00発の便へと時間を遅らせ、東側の窓際の座席を確保し準備をしてきたのですが、その美しい光景は、まるで軌道上を巡るシャトルの中から眺めているようでした。 飛行機を単に交通手段にだけ利用するのではなく、こういった鑑賞も交えて利用できたら・・・ということがメーリングリストでも話題になりました。 そこで早速、調べてみると全日空の東京−札幌(千歳)間で”ほしぞらきっぷ”という割引サービスが行われていることが分かりました。 ところが東京発21:00、千歳発21:40の最終便が通常価格の半額になると言うもので、星や月を見るためという意味のものではありませんでした。 この時刻に月の出となる時期を選んで利用すればそれなりに良いのですが、やはりこの時期に満月を見るためには、19:30過ぎの便を利用されるのが一番良いかと思います。 この夏に飛行機を利用される方も多いと思います。是非素敵な夜の月をご覧になってはいかがでしょうか? ご旅行日と航路をお教え戴ければ、最適な時刻を調べますので、お気軽にメールでお問い合わせ下さい。 この他にも月と一緒に楽しめるものに花火などもありますね。 7月28日の満月には部分月食も重なり、この月と一緒に花火を見られたらどんなに良いことでしょう。 こちらも調べてみると、やはり平日の水曜日と言うこともあって、当日は関東近県おいて行われることはないようです。 それでも満月前日の27日には葛西納涼花火大会が、翌29日には荒川での足立花火大会が19:30から行われる予定です。 月の出は27日が17:54、29日は19:22で花火と共に昇り来る大きな月を眺めることが出来ることでしょう。 是非、皆さんのお住まいの近くで開催される大会なども調べてみてはいかがでしょう。 どうか素敵な月をご覧になられますように願っています。 |
天文学と古代文明
−5:マヤ文明− 月に関連する事柄を調べ進めるうちに、太陽太陰暦(旧暦)の起源などから、古代文明と天文学について、強い感銘を覚えるようになりました。 WWWサイト、The Moon Age Calendarも古代文明人たちと相通じることを目指しているのかも知れません。 毎回、私なりの感覚で古代文明と天文学について、お話しさせていただいています。 中部アメリカ、特にマヤ文明では少なくともB.C.4000〜3000年以来非常に多彩な天文学上の発展がみられ、多くの観測が今日まで伝えられています。 一例では、B.C.3379年2月15日の月食などが事実であったことなど、計算により確認されています。 惑星の会合周期、食の周期性などは特に正確に知られていました。 暦はB.C.8498年6月8日を0日付として始まっていますが、その理由は未だ完全に明らかにされていません。 そこから始まって、日数は様々な単位を着見合わせて次々と数えられて行きました。 B.C.600〜700年には一太陽年を365.2420日と観測しており、極めて正確な数値を出しています。 マヤ暦には宗教暦と、常用暦の二通りの暦法がありました。 宗教暦は機構とは全く無関係で、1回帰年は20日ずつの13暦月の260日としたツオルキンと呼ばれていました。 一方、常用暦の1回帰年は20日ずつの18暦月と5日の閏月により365日となるように調整され、これをトウンと呼んでいました。 宗教暦は月や太陽とは全く無関係に運用されていましたが、常用暦は明らかに太陽暦の一種と言うことが出来ます。 マヤ暦は、その独特な日付の組み合わせ方で有名です。 日付には1から13までの数字と20通りの名前とが組み合わされており、合計260通りの日が存在する事になり、何となく干支の組み合わせに相通じるところがあるようにも感じられます。 しかし、マヤ暦の概念は非常にスケールの大きな物で、たとえば1アクバルという日は260日後にならなければ再び巡ってきません。 また、これとは別に1年と18ヶ月を単位とする名称が19通りあり、先ほどの1アクバルに1ポプと言う日は52年に1度しか巡ることはありません。 マヤの天文学者達は、この気の遠くなるような周期を、二十進法を使って更に大きな物に発展させ、暦法上の計算や紀年法に使用していました。 20トウン(年)=カトウンに始まり、1アラウトウンに終わるこの大周期は、何と約6300万年にまで達するものとなっています。 これらマヤ暦の複雑な重複日付法は、農業などの発達など日常生活のためと言うよりは、運命の予測という神秘的な目的のために発達したもので、やがて宇宙最後の日と共に地震によって滅亡するという終末観に要求されたものと考えられています。 さて、これまで数回に分けて世界の古代文明と天文学について本当に簡単にご紹介して来ましたが、次回からは趣向を変えまして、月や暦について説明を交えながらお話しして行きたいと思います。どうぞお楽しみに。 99/07/25号につづく |
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The Moon Age Calendar Weekly Magazine for TEXT
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