The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 1999/11/21 ] DrawUp 1999/11/18



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Weekly Magazine #062

今週の総発行部数 1800 部
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今週の月

今週の危険度

月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

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もう一つの月

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今週の月

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Week '99 / 11 / 21 ~ 11 / 27
SunMonTueWedThuFriSat
月齢:13.33
21
13.33
95.20
おひつじ
月齢:14.33
22
14.33
99.03
おひつじ
月齢:15.33
23
15.33
99.93
おうし
月齢:16.33
24
16.33
97.76
おうし
月齢:17.33
25
17.33
92.71
ふたご
月齢:18.33
26
18.33
85.26
ふたご
月齢:19.33
27
19.33
76.05
かに

月相:月齢:輝面比は21:00の値です。

月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
2112.9623
木星が月の北3゜30′に接近(09:42)土用10/14
2213.9625土星が月の北2゜25′に接近(11:31)神農祭(大阪)10/15
2314.9628

満月・望(16:04)
太陽黄経が240゜(03:25)
勤労感謝の日
小雪
ふみの日
一葉祭(東京)・手袋の日
10/16
2415.9628
月最近357,277km(06:54)
月が牡牛座 アルデバランの北1゜16′に接近(06:36)

10/17
2516.9627
ハイビジョンの日10/18
2617.9626
双子座ι星の星食(1.29)
月の赤緯が最北+20°52′(07:55)
風呂の日
ペンの日(
10/19
2718.9627

誓文払い(京都)
ノーベル賞制定記念日
10/20

月齢値は正午の値です。



今週の危険度

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週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。



月の方位と高度

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月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月



各地の月出没時刻

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札幌青森仙台東京名古屋
11/2115:1003:2215:1403:2315:1603:2115:2203:2515:3403:36
2215:4604:3615:5104:3515:5504:3216:0304:3416:1504:45
2316:2705:5216:3405:5016:3805:4516:4805:4617:0005:57
2417:1407:0817:2207:0517:2806:5917:3806:5817:5107:09
2518:0908:2118:1808:1718:2408:1018:3608:0818:4808:19
2619:1109:2819:2009:2319:2609:1619:3809:1419:5109:24
2720:1810:2520:2610:2120:3210:1420:4310:1220:5610:23
大阪広島福岡鹿児島那覇
11/2115:4003:4215:5303:5516:0204:0316:0304:0116:1804:11
2216:2104:5116:3405:0316:4405:1116:4605:0917:0305:16
2317:0706:0217:2006:1417:3006:2217:3306:1817:5306:23
2417:5807:1418:1107:2618:2207:3318:2507:2818:4707:31
2518:5608:2419:0908:3619:2008:4319:2308:3819:4708:39
2619:5809:2920:1109:4120:2209:4820:2609:4320:4909:43
2721:0310:2721:1610:3921:2710:4621:3010:4121:5210:43

時刻は左項が月出、右項が月没を示します。 none は当日に月出や月没が無い事を意味しています。


月と黄道星座

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赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日09:00と21:00の位置を示します。
う お おひつじお う しふ た ご か に し し お と めてんびんさ そ り い て や ぎ みずがめ

月齢:14.33
11/22
月齢:16.33
11/24
月齢:18.33
11/26
月齢:19.33
11/27











コ ラ ム & 特集

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The Moon Age Calendar メーリングストへの投稿記事等の他、
旬の話題や注目の記事などを掲載しています。

月と信仰

このところ宗教団体にまつわる事件やトラブルなどが、新聞やテレビなどを騒がせています。
新興宗教については、この場での言及を控えさせて戴きますが、私たちは憲法で保証された信仰の自由の元、どのようなものにでも信仰心を傾けることが出来るのは確かなことです。

宇宙物理学者の故カールセーガンは、宗教と科学について、小説「コンタクト」の中で、次のような言葉を残しています。
「宗教と科学、共に立場は違っても、目指すものは真実の追究である」

科学は、これまで宇宙の存在や物質のありかたについて、真実を追究してきました。
一方で宗教は、人としてのあり方や、家族や社会との関わりについてを説き、人の真理を追究してきたと言えるのでしょう。

混沌とした現代社会において、どのような生き方が正しいのか、また人としてのあり方はどうあるべきなのか、判断し決定することが難しくなってきているのかも知れません。

20世紀の後半は個人が尊重されるようになった時代です。
それ故に個人としてのあり方について、決まったスタイルは無く、他人に干渉することも、また干渉して貰うことも出来なくなってしまったと言えるでしょう。

このような時代であればこそ誰もが心の中に持つ神に対して信仰を持つことが出来れば、それだけでも良いのではないかと思えてなりません。

いにしえの時代、私たち日本人には多くの仏神が存在し、夜空に昇る月もまた信仰の対象として捉えていました。
最もそれを表しているのが月待ち信仰です。

古くから十三夜・十五夜・十七夜・二十三夜・二十六夜などの特定の月齢の日に月待ちを行うしきたりがありました。

月待ちとは多くの人達が集まり(多くは女性のみという場合が多かったのですが)供物を備えて月の出るのを待ち月を拝んで飲食を共にするという、月を祭る行事でした。

月待ちの「待ち」は現在では月の出るのを待つ意味に解釈されていますが、もともとは月を祀ると言う意味だったと言われています。

また、全国的に見て特定の月齢の中でも二十三夜待ちが最も多く行われていたようですが、毎月行われることは少なく、正月と十一月だけとか、正月・五月・九月・十一月だけに行うといった地方が多かったようです。

これらを総して月待ち信仰と呼ぶこともあります。

西暦2000年を前にして、私たち日本人が忘れてきた月待ち信仰と共に、人としてのあり方や社会との関わり方、強いては人の真理の追究までをも見失ってしまったと言えるのかも知れません。

人は苦難にぶつかったときや進むべき道を見失ったときに、信仰の中から自分のあり方を見い出すことがあります。
もしかすると夜空を照らす月光によって、明日の日本や私たちの歩むべき道が照らし出されているのかも知れませんね。

さて、今夜の月は私たちに何を説いかけているのでしょう。


Shared Moon

多くの方々と月の魅力を分かち合って行けるようにと想いを馳せています。
今週から当サイトのMoonHeartにお寄せ戴いた作品をご紹介いたします。




麗月 99/07/26-23:01  [想い]
MAIL=reitgetsu@pop17.odn.ne.jp


夜空のお母さん。
あなたはいつも、みんなを見守ってる
私も、あなたに見守られて、愛を見つけました

まだ弱々しく 小さな私だけれど
いつもあなたのように、闇を照らす光でありたい。
その銀色の輝きをこの身にわけてください
あの人の心の闇を照らせるように・・・
そして私の中の闇を払えるように・・・

十三夜に出会い、月食に誓った想いを
どうか命の果てるまで長らえさえてください

あなたのくださったあの言葉が
真実となりますように・・・


上記作品は麗月さんの著作物です。
無断転載等はご遠慮下さい。




もう一つの月

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月に関連した話題などを当マガジン60週記念として掲載して行きます。
Anniversary 60th
今週の壁紙

アポロ11号のアルドリン飛行士がEASEP地震実験装置を準備している写真です。

これによって月にも地震が起きていることや地球との距離が近くなったときに集中して起きること等が分かりました。
また、月の地震は火山性のものではなく、地殻構造的な原因によって引き起こされていると考えられるようにもなりました。

画像サイズは600×480と1024×768ピクセルの2種類を用意しました。


月に住む者たち

日本では古から月にはウサギが住んでいると言われてきました。
世界の国々では様々な見立て方があり、ユニークなものも沢山あります。
南ヨーロッパの海沿いの国々では、昇り来る満月を大きな片腕のカニが、大潮を招くように呼んでると思い描いているようです。
差詰め日本で言うところのシオマネキと言ったところでしょうか?
月による潮の満ち引きを敏感に感じ取っているカニ達だからこそ、月にまでその姿を現しているのかもしませんね。

満月は11月23日です。さて、いったい何に見えるのか確かめてみてください。




お知らせ

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NTT DoCoMoの携帯電話サービスのimodeに対応したWebページを正式に公開しました。

毎月の月相カレンダーに、月の出没時刻(東京)を添えています。(1999/11~2000/03)
手軽に使える掲示板やチャットなども設置しています。
今後は、更に情報の充実を目指して参ります。
http://moon.system.to/imode/

表示の不都合やご要望など、moon@system.toまで、ご遠慮なくお寄せ下さい。


3周年記念 Premium CD-ROM
Premium CD-ROM
The Moon Age Calendar 3周年記念に向けPremium CD-ROMの制作を進めています。
当サイトでご好評のリラクゼーションや各種画像の他、西暦2000年のムーンカレンダーやBGMなどを収録する予定です。(12月中旬、無料配布の予定です)
音楽CDプレーヤーでも再生可能なCD Extra形式となります。

収録ご希望のコンテンツやご意見などをお待ちしています。moon@system.to


月への想いを募集します - Shared Moon -

本メールマガジンを通じて、全国の月を愛する皆さんへその想いを語ってみませんか?
エッセイや詩など、月や天文に関するものであればその形式には拘りません。
お気に入りの小物についてや、探している月に関連した書籍や情報などについて呼びかけてみて下さい。
また、観月会や天体観測会などの開催のお知らせのほか、あなたが撮影した月夜の写真のご紹介など、何でも結構です。

本メールマガジンを通じて多くのムーンフリークの輪が広がって行くことを願っています。
メールでお寄せ戴きました内容を掲載させて戴く予定ですので、皆さまのご投稿をお待ちしています。

メールはmoon@system.toまでお寄せ下さい。
なお、画像についてはアップロード先(URL)を、お知らせ下さい。


Moon Mailing List
http://moon.system.to/maillist/

The Moon Age Calendar のメーリングリストです。
天文や月について語り合いましょう。

ご投稿は下記のアドレスです。
ご投稿用アドレス moon-lst@y7.com

ご投稿は参加登録された方だけが行うことが出来ます。

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お送り戴いたメールアドレスに確認のメールが届きます。
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こちらから新規参加の申し込みが行えます。

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それは例えば
confirm 199804130354630308557 お名前
といった感じのものです。

そのメールを単純にリプライ(返信)送信することによって初めて登録が済みます。

ご不明な点は下記アドレスまで、ご連絡をお願い致します。
moon-adm@y7.com または moon@system.to


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今後も更なる情報の充実を図ってまいります。

また、本サービスを中止したい場合には、以下のページから解除が行えます。
The Moon Age Calendar Weekly Magazine Registration
http://moon.system.to/weekly/regist.htm
今後とも当サイト並びに、WeeklyMagagineを宜しくお願い致します。



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#062
1999/11/21~11/27
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Takeo Nonaka