The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 2000/04/09 ]


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Weekly Magazine #082

今週の総発行部数 2272 部
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今週の月

今週の危険度

月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

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今週の月

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Week 2000 / 04 / 09 ~ 2000 / 04 / 15
SunMonTueWedThuFriSat
月齢：4.740
9
4.740
27.11
おうし		 月齢：5.740
10
5.740
37.92
ふたご		 月齢：6.740
11
6.740
49.27
ふたご		 月齢：7.740
12
7.740
60.55
かに		 月齢：8.740
13
8.740
71.18
かに		 月齢：9.740
14
9.740
80.65
しし		 月齢：10.74
15
10.74
88.53
しし

月相：月齢：輝面比は21:00の値です。

日曜月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
９日4.3654月最近368,257km（07:06）大仏の日3/5
10月5.3656

婦人の日（労働省）
四万十の日・建具の日・ヨットの日		3/6
11火6.3659
上弦の月（22:30)
月の赤緯が最北＋２１°２１′（04:17）		メートル法公布記念日（通産省）3/7
12水7.36510
月が黄道を通過：黄緯０゜（12:07）昇交点 パンの記念日
世界宇宙旅行の日		3/8
13木8.3658金星の黄緯が最南（22:49）水産デー・決闘の日3/9
14金9.3655


ポスト愛護週間（〜２０）郵政省
春の高山祭り（〜１５）岐阜
やすらい花祭り（京都）・オレンジデー		3/10
15土10.3653

 お菓子の日・ヘリコプターの日
曳山狂言（滋賀）		3/11

月齢値は正午の値です。


今週の危険度

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週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。


月の方位と高度

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月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月


各地の月出没時刻

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札幌青森仙台東京名古屋
04/0908:0823:1508:1623:1108:2223:0308:3323:0208:4523:12
1008:58none09:07none09:14none09:25none09:38none
1109:5600:1910:0500:1410:1200:0710:2300:0410:3600:15
1210:5901:1611:0801:1111:1401:0411:2601:0211:3801:12
1312:0702:0412:1502:0112:2001:5412:3001:5312:4302:03
1413:1602:4613:2202:4313:2702:3813:3602:3813:4802:48
1514:2503:2214:3003:2014:3203:1614:4003:1714:5203:28
大阪広島福岡鹿児島那覇
04/0908:5223:1709:0623:2909:1623:3609:2023:3109:4223:32
1009:45none09:59none10:09none10:13none10:36none
1110:4300:2010:5700:3211:0700:3811:1100:3311:3500:33
1211:4601:1711:5901:2912:1001:3612:1301:3012:3601:31
1312:5002:0813:0302:2013:1402:2713:1702:2213:3802:24
1413:5502:5314:0803:0514:1803:1314:2003:0914:4003:12
1514:5903:3315:1203:4615:2203:5315:2303:5015:4003:56

時刻は左項が月出、右項が月没を示します。 none は当日に月出や月没が無い事を意味しています。

月と黄道星座

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赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日09:00と21:00の位置を示します。
う　お おひつじお う しふ た ご か　に し　し お と めてんびんさ そ り い　て や　ぎ みずがめ



月齢：5.740
04/10		 月齢：7.740
04/12		 月齢：9.740
04/14



コ ラ ム

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The Moon Age Calendar メーリングストへの投稿記事等の他、
旬の話題や注目の記事などを掲載しています。

月と平和


春の到来を告げる桜が満開を迎え、人々は美しいこの花の下で喜びに満ちた一時を、満喫しています。

折しも昨年のこの時期には、コソボ紛争に対するＮＡＴＯ軍の旧ユーゴスラビアへの空爆行われていたことが、思い出されます。
セルビア軍への制裁空爆が、図らずも罪もない人々の尊い命を奪う結果となってしまった悲しい報道が繰り返し行われていました。

その頃、折しも日本では入学式の続くこの時期に合わせたように満開を迎えた桜が、慌ただしく春の到来をを告げて行きました。

ひと月に２回の満月を含むブルームーン、数年に一度巡っては人々の願いを叶えてくれるという月は、私たちに何を伝えようとして、天空から照らし続けていたのでしょう。

平和への祈りが、セルビア・アルバニア両軍の兵士達の目にも、荘厳な満月の輝きとして映っていたのかも知れません。

ベルリンの壁が崩壊して東西の緊張が薄れてゆく中で、この地球上では民族紛争やテロ事件などが相次いで起こっています。
世紀末となったこの星には永遠に平和の２文字を手に入れることが出来ないかのように、多くの人たちの血が流され続けています。

私達の心が何かに蝕まれているかのように、絶えることのない争いを終えることは果たして出来るのでしょうか？

地球誕生から４６億年、生命の進化は生存競争と淘汰の歴史によって、「戦争への無意識の欲求が私たちには遺伝子レベルで組み込まれている」とも言れます。

しかしながら、地球生命の新参者である人類は大きな頭脳と理性を持って社会的集団を築き、儚い平和を目指して僅かながら進歩を続けてきたことも確かです。

夜空に昇る月を美しいと感じる心や、我が子を愛する想いに人種や民族の違いなどあるはずもありませんし、言葉や宗教の違いは、人を愛おしむ気持ちに何ら違いを持たないはずです。

理由はどうであれ、戦争行為を正当化する事は不可能であり、決して人道的ではありません。
いつか万人が幸せで裕福な暮らしを出来る日が、本当にやってくるのでしょうか？
そして、私たちに今何が出来るのでしょう？

私たち日本人は、平安の時代から外国の文化を取り入れながら独自の文化を創り上げてきました。
昭和の軍国主義の時代を経て、敗戦という痛手からも大きく飛躍した私たちは以前にも増して西洋文化を積極的に吸収しています。

年末にはクリスマスを祝い、初詣をし、バレンタインデーにはチョコレートを贈り、春には花見を楽しむ私たち日本人は、他文化や他宗教行事をたやすく受け入れてきました。
そのような状況の中でありながら無法国家になるわけではなく、今日も「世界一の安全」を維持しています。
この素質こそが、今世界の人々に必要とされているものなのかも知れません。

しかし、多くの文化や技術を吸収して、発展してきたこの国も、今や大きな曲がり角に立たされ苦しんでいます。
大量生産とコストダウンで、世界を圧巻してきた日本は、次第にその力を失おうとしています。
私たちは大きな繁栄の陰で、ハイテクノロジーや電子技術の向こうにある人の温もりを忘れてはいないでしょうか？

これまで何千年にも渡って私たちの祖先が繰り返してきたように、他の文化や人々を知ることで、自分自身についてより多くの理解が得られるものなのではないかと思えてなりません。

西暦2000年を迎えようとするこの地球上には、数え切れないほどの国家と民族、そして人種が溢れています。
そして今、インターネットという人と人を結ぶ新たなネットワークが広がっています。

夜空の月を愛し心の拠り所とされる多くの方々に、こうして出逢えたように、世界中の人々の心と心を結ぶネットワークの中で本当の平和への願いが広がって行って欲しいと願っています。

いつの日か、私たち人類が本当の平和を手に入れることが出来る日がやって来ることを信じながら、夜桜に昇る月へと祈りを捧げたいと思います。



NEWS ＆ 特集

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Weekly Magzine発行６０週記念からNewsと特集として継続する事なりました。
特集は各週でお届けするPC用の壁紙画像です。

Moon & Space News

最新の天文ニュースから月に関わるものなどをピックアップしてお伝えします。
ニュースが無い場合には、お休みする場合があります。

●スペースシャトル・アトランティス号に再びトラブル

方向舵のトラブルなどによって、再びスペースシャトル・アトランティス号の打ち上げが遅れる可能性が出てきました。

アトランティス号は、国際宇宙ステーションの物資供給や部品交換などを目的として4月24日に打ち上げが予定されていました。

NASAは、先週行われた試験の際に方向舵と制動装置の油圧制御ユニットの圧力が基準値よりも高いことを示したと伝えました。
方向舵と制動装置のトラブルは、シャトルの着陸に重大な影響を及ぼします。

動力駆動装置を取り替える必要があるかについては現時点では決定していませんが、必要な作業があれば、それを発射台で行いたいとしています。

この作業が発射台で行うことができなければ、打ち上げを数週間遅らせることになるのは、避けられないことになります。


詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://www.floridatoday.com/space/explore/stories/2000a/040600e.htm

●ミール救済フライトが開始

2人のロシア人の宇宙飛行士達は、国際的ベンチャー企業の協力により8ヶ月もの期間、無人のまま放置していたミール宇宙ステーションに到着しました。

ロシア政府は、ミールを維持する財源枯渇を理由に、3月を目処に投棄する予定でしたが、オランダに本社を置くミール社が、新たなミッションへの資金提供の申し出をしたことによりステーションのリース契約に調印し、ミッションを延長する事が出来ました。

飛行士達によって、ミール宇宙ステーションの状態が良好であると報告されました。
生命維持装置や空調システムも正常に作動している模様です。

ミール社は、具体的な金額の提示はしていませんが、誕生から14年になるステーションを軌道上に年末まで維持できると表明しており、およそ1000万ドルから2000万ドルをこのミッションに融資すると見られています。

今後ミール社は、ミール船上での研究プロジェクトや衛星組立と修理の他、医薬品の生産や、観光としてのステーションの提供などいろいろなベンチャーを模索しています。

契約では、ミールはロシア政府の所有のままで、ロシアの科学的使用は可能となっており、ミールを製造して運営するRKKエネルギア会社が利益の60パーセントを取り、残りは民間投資家のものとなります。


詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://www.floridatoday.com/space/explore/stories/2000a/040700h.htm


今週の壁紙

今週も、計画が遅れている国際宇宙ステーションの画像を選んでみました。

ソビエト連邦時代からのシンボルとなってきた、ミール宇宙船への固着を見せるロシアとアメリカとの思惑が交差する中で、宇宙から冷静に見下ろしているのは、この宇宙船かも知れません。

一日も早く、実用的な研究やミッションが行われることを願うばかりです。

画像サイズは600×480と1024×768ピクセルの２種類を用意しています。



お知らせ

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ドメイン及びサーバー変更のお知らせ

当サイトのドメイン及びサーバーが変更となります。
５月中旬までは従来のドメイン及びサーバーは使用可能ですが、コンテンツはすでに新ドメイン及び新サーバーに移転しています。
内部ページへのブックマークなどの変更を宜しくお願いいたします。

旧アドレス： http://moon.system.to/
新アドレス： http://moonsystem.to/ 　 または 　 http://www.moonsystem.to/

従来のドメインから余り違わないドメインとなりますので分かりにくいですが、従来のmoonとsystemの間のドットが無くなります。


NTT DoCoMoの携帯電話サービスのimodeに対応したWebページを正式に公開しました。

毎月の月相カレンダーに、月の出没時刻（東京）を添えています。（2000/01~2000/05）
手軽に使える掲示板やチャットなども設置しています。
今後は、更に情報の充実を目指して参ります。
http://www.moonsystem.to/imode/

表示の不都合やご要望など、info@moonsystem.toまで、ご遠慮なくお寄せ下さい。


Moon Mailing List
http://www.moonsystem.to/maillist/

The Moon Age Calendar のメーリングリストです。
天文や月について語り合いましょう。

ご投稿は下記のアドレスです。
ご投稿用アドレス moon-lst@y7.com

ご投稿は参加登録された方だけが行うことが出来ます。

新規ご加入につきましては、下記のフォームにて登録できます。
お送り戴いたメールアドレスに確認のメールが届きます。
オープン自動登録では、２４時間いつでも登録が可能です。
確認メールをリプライ(返信)送信することによって登録が完了します。


●新規加入申し込み

こちらから新規参加の申し込みが行えます。

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E-mail


専用のパスワードを含んだメールが確認メールとして返ってきます。

それは例えば
confirm 199804130354630308557 お名前
といった感じのものです。

そのメールを単純にリプライ(返信)送信することによって初めて登録が済みます。

ご不明な点は下記アドレスまで、ご連絡をお願い致します。
moon-adm@y7.com　または　admin@moonsystem.to


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今後も更なる情報の充実を図ってまいります。

また、本サービスを中止したい場合には、以下のページから解除が行えます。
The Moon Age Calendar Weekly Magazine Registration
http://www.moonsystem.to/weekly/regist.htm
今後とも当サイト並びに、WeeklyMagagineを宜しくお願い致します。


The Moon Age Calendar Weekly Magazine
# 082
2000 / 04 / 09 ~ 2000 / 04 / 15

MagMag ( HTML : 932 , TEXT : 848 )
Click in Come ( HTML : 122 , TEXT : 128 )
CoCode Mail ( TEXT : 39 )
Pubzine ( HTML : 63 , TEXT : 40)
E-magazime ( HTML : 28 , TEXT : 18 )
Web Toast ( HTML : 54 )

publisher
The Moon Age Calendar
Takeo Nonaka